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我が家は1920年代に作られた古家です。
あっちもこっちもガタがきまくりのボロ家なので、せっせと自分で直して暮らしているわけです。
先日ふと、地下室の一角に目をやると、とんでもないモンを見てしまいました……。

これね、配水管なんです。
このあたりの1920年当時の配水管は、すべてキャストアイアン製です。
キャストアイアンといったら、ダッチオーブンなんかに使用されてる、あのクソ重たい「鋳鉄」ってヤツです。
そのキャストアイアンの配水管に、亀裂が入っていました。
「クラック」なんて可愛いもんじゃありません。
隙間が5ミリぐらい空いとるがな……。
一般的に、キャストアイアンの寿命は80年~100年と言われています。
そらもうしっかり寿命なんでしょう。
不幸中の幸いというか、亀裂の入ったラインがパイプの上側でした。
だから地下室中に汚水がダダ漏れ、という最悪の事態にはなっておりません。
というか、1滴も水漏れはしていない。
だから発見が遅れたとも言えます。
キャストアイアンのパイプ修理をプロに頼むと、(我が家にとっては)天文学的な料金を請求されます。
だからといって、か弱気女子のワタクシがこれを切ったり張ったりすることを想像しただけでも、ヘルニアが再発しそうです。
エポキシパッチを買ってきて亀裂に塗り込み、布団かぶって寝たふりをしようかとも思いましたが、何せ相手は配水管。
割れ落ちてしまったときのことを考えたら、おちおちウンコもできません。
ネットを彷徨って答えを探していたら、こんなこと書いてる人がいた。
悪いことはいいません、プロを呼んで配管を取り替えることです。
目先のお金をケチると、あとで倍になって帰ってきますよ。
私にはその日が見えるようです。
それはきっと猛吹雪の冬の夜11時。
お客さんがたくさん泊まってる夜。これを読んで、いても立ってもいられなくなり、
さっさとパイプを取り替えてしまうことにした。
そう、自分で。

亀裂は10フィート(3メートル)の配管のほぼ端から端までに達しています。
「寿命」の典型的な症状らしいです。
だから、パイプを切ったりしないで、ジョイント部分をはずして1本総取り替え。
特殊なカッターをレンタルしなくても良さげです。
パイプとパイプはtwo banded couplingsという、ゴムの筒の周囲をステンレスの金具で締め上げるジョイントで繋がっていますから、それを外せば簡単にパイプ取りはずせるんじゃねーかな、と。
んで、同じ長さのPVCパイプを同じタイプのジョイントでくっつければいいんじゃねーかな、と。
いつものごとく、キャストアイアンのパイプなんか取り替えた経験もないのに、どこにも根拠のない「できる」という自信から実施にふみきるわけです。
LAWES(ホームセンターみたいな店)に行き、PVCパイプとジョイントを2つ買ってきました。
全部で30ドルもしませんでした。

ジョイントをはずしたとこ。

エイホエイホと亀裂パイプを移動させる。
重たい。とにかく重たい。

そんで新しいPVCパイプを新しいジョイントで接続する。
PVCパイプは簡単に切れるんですが、まったく切る必要もなかったのはラッキーでした。
作業自体は単純です。
でも、とにかくキャストアイアンのパイプは重いので、パイプを外した後、宙ぶらりんの残ったパイプが落ちて割れたりしないように、仮の支えを考えておかなければなりません。
あと、やはりコレは女手一つでは絶対無理です。
とーちゃんの手を借りないと。

時間は2時間もかかりませんでした。
ご臨終間近のキャストアイアンの配水管問題で頭を悩ませている人は、アメリカとイギリスに集中しているようです。
修理にあたって日本語で「キャストアイアン 配管 修理」で検索かけたら、自分のブログ記事がずらーっと出てきて苦笑してしまいました。
今までキャストアイアンの配管をいじることに対して怯えがあったんですが、これもクリアだな、って感じです。

本気で家のひとつも自分で建てられるんじゃなかろうか、と。
- 2010/11/09(火) 15:16:49|
- いろいろ修理
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